10月1日に2回目のファザー製新型コロナワクチンを接種し、約1週間が経過して十分な効果が得れる段階になったということで、ワクチン接種に関するレポートをば。
最初は様子見しようと思ったが・・・
新型コロナワクチンが出来た当初は、パンデミックから1年という通常では考えられない非常に短い期間で開発されたうえ、メッセンジャーRNAという全く新しいタイプのワクチンということで、少し様子見でもいいかな?と思っていました。新型コロナも若年層の多くが重症化せず、病原性もそんなに高くないという感じでしたからね。
しかし、後遺症のことが徐々に明らかになり、夏以降は感染力も病原性も従来株と比べて大幅に強くなったデルタ株の蔓延があったりで、もはやmRNAワクチンを打つリスクよりもベネフィットの方が明らかに上回っている状況であると判断し、接種することにしました。
日本が接種にモタモタしていたことで先行した他国での大規模な「治験」の結果を待つことができましたし、mRNA技術に対する理解も深まったこともあって、不安はもう無かったです。
予約競争に勝利
中堅企業の弊社は当然職域接種はやってないので、市の接種を受けることになります。私の市は全てファイザー製コミナティ筋注なので、ファイザーかモデルナかを選ぶ余地は無し。
当初の接種計画では私の世代は9月下旬から「予約開始」で大分遅いなぁと思っていたところ、8月下旬になり計画が前倒しされ、9月上旬から全世代で予約ができるようになりました。第5波は日々深刻化していて一刻も早く打ちたかったので助かりました。
しかし、予約開始当日、昼休みに予約サイトを確認したら1回目の接種ができる期間の予約は全て埋まっていました。まあ、予想通りではありましたが…。日付が変わると予約可能期間が1日進むので、朝に確認すると一番先の日程の予約が結構取り放題だったのですが、予約が取れる10月初旬は経理最大の繁忙期である決算という。
先送り自体はリスクを増大させる行為ですが、流石に決算期に副反応が出て休んだりパフォーマンスが落ちるのはきつかったので悩みました。さらに1〜2週間先延ばしすると、接種完了が11月にもつれるので大分遅くなってしまうんですよね。とりあえず「キャンセル待ち狙いで数日先の予約状況を時々確認する」という戦略を取ることにして、ときどき予約サイトを確認することに。
そして、ある日業務時間中の11時55分にふと確認をしたら、翌日、翌々日の予約が取れるようになっているではありませんか!諸々の予定を考慮して翌々日の予約を取りました。1回目と2回目が違う病院になりましたが、背に腹は変えられません。下手したら11月までもつれるかもしれなかったワクチン接種が、10月1日には完了できるというのはかなりの幸運でした。なんか、「当たりにくい懸賞に当たった」感覚で興奮しましたw
1回目の接種
9月10日14時30分に1回目の接種。
筋肉注射は久しぶりでしたが、刺された時だけ痛くて、抜く時は全く分かりませんでした。
1回目の接種は市立総合病院という無駄にデカイ病院だったのでちょっと興奮しましたw
しかし、市立病院ともなるとさながら集団接種ですね。広い設備を利用して受付、予診、接種、待機まで大量のスタッフを動員して完璧な動線が張られており、次から次へと接種をしていました。待機場所には30〜40人ぐらいの人が待機しており、次から次へと人が出ては入ってを繰り返していました。
1回目の副反応は、その日のうちに接種部位が筋肉痛のように痛くなったのと、翌日に軽い頭痛と倦怠感があったぐらいでした。発熱はなし。翌々日の夜には腕の痛みもほぼ消失しました。
2回目の接種
きっかり3週間後の10月1日16時52分に2回目の接種。
偏頭痛とか体調不良が時々起こるので、接種日に体調不良にならないか心配でしたが、なんとか普通の体調で接種できましたwでも体調をキープする前に早く寝なければならない、と思っていたら前日は午前3時まで眠れませんでした←
2回目の接種は寮近くの開業医でした。ほんと、処置室?の一部をワクチン接種用に転用したという感じ。今回は刺されてる間から抜かれた後もしばらくの間痛かったです。入浴前に絆創膏を剥いだら接着面のところに血の跡があってめっちゃ位置ズレしてることが分かりましたが、これが原因だったのでしょうか。。
その日のうちは多少腕が痛くなった程度で就寝。
翌朝、発熱を期待して起きると腕の痛みすら大したこと無く(打った場所の問題?)、発熱はもちろん頭痛もなし。ただなんとなく頭がぼーっとするというか、そんな感じ。23時間後に初めて37.1℃と軽い発熱をして38℃まで上がり続けるか?と思ったら1時間後には下がったり。午後から多少頭痛してきて、夜になると結構悪化。19時頃に37.0℃になり、頭痛もひどくなってきつくなってきたので、ロキソニンを飲みました。ロキソニンは効果てきめんで、すぐ頭痛も解消。翌日は頭痛、発熱は無かったですが、夜まで体のだるさが残ったという感じ。
というわけで、大した副反応は無かったですね。。
副反応と免疫獲得に相関はないと言われても・・・
強い副反応が出るというmRNAワクチンでしたが、結局私に大した副反応は出ず。
私の周りの若い人は「1回目ですげー頭が痛くなった」「1回目から37℃台の発熱をした」「2回目で38℃の高熱が2,3日続いた」「2回目で40℃まで発熱した」という激しい副反応が出た人が多かったので身構えていたんですが、肩透かしでした。まあ、私のように大した副反応が出なかった人もいましたが。
副反応のレベルと免疫獲得のレベルには相関は無いらしいですが、そうは言われても副反応が弱いと免疫も弱いのでは?と思ってしまうのが正直なところ。2回目の接種から1週間程度で高い抗体価が得れるらしいですが、その間は決算期で長時間労働を強いられて疲労がたまる時期でもあったので、それも影響していそうで不安。抗体検査で抗体価を測ることもできるようですが、どうしましょうかねぇ。
コロナから逃げ切った、という思い
とりあえずコロナワクチン接種が完了でき、コロナから逃げ切ることができた、という思いです。
日本全体でワクチン接種が進み、国内の感染状況も急速に改善してきたので、ワクチンが無くともリスクはかなり低くなってきましたが、それでも重症化や後遺症のリスクをかなり減らせることになるので、安心感は得れたと思います。もちろん感染しないのが一番で、感染対策は必要だとは思いますが。
というわけで29歳の私も新型コロナワクチン接種が完了し、出遅れた日本も大分接種が進んできました。マスク大好きな日本人だから、このまま一気に減らして、一部の欧米のようなノーマスク生活に戻れたりするのも、近いんでしょうか。。。
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