Mac miniを配送修理した

今回、1年前に購入したMac miniを配送で修理しました。

実は、買ってから間もないうちに高所から落下させて壊してました←

このMac miniは部屋のクローゼットの一番上(高さ約2m)に収納していました。普段使いしないし、フットプリントが大きいので置ける場所があまりなく、とりあえずそこに置いていました。

そして、年末になり帰省の準備のため、クローゼットの一番上に収納してあったバッグを取り出した時、何かが落下し大きな音がしました。

そして次の瞬間、床には見るも無惨なMac miniの姿が!!!

なんと、約2メートルの高さからMac miniを落下させてしまったのです・・・。

クローゼットの一番上には帰省時に使っているトレーニングバッグも一緒に収納しており、ちょうどMac miniの上に覆い被さるように置いていたので、バッグを取ったらMac miniが引っかかってそのまま落下しました。Mac miniを収納したのは2ヶ月前のことですっかりそのことを忘れており、また高所で見えなかったことから、全く気付きませんでした…。

Mac miniは落下の衝撃で底面カバーが外れ、床に直撃したところ(カド)は押し潰されたようになっていました。1.3kgの金属の塊が2mの高さから落ちたわけですから、相当な衝撃だったのでしょう。音もかなり大きかったし。足に落ちていたら骨折していた可能性すらあったと思うので、そこだけは不幸中の幸いだったとは思いますが…。

底面カバーは自分で付けたら付いたものの、落下の衝撃で内部パーツも破損したようで本体を動かすと中からカラカラと音がするし、急いで動作確認。

起動音がおかしくなっていて内臓スピーカーも異常をきたしていましたが、PCとしての動作自体には異常は見当たりませんでした。

しかしこれは修理が必要な状態です。とはいえ既にもう年末だし、ひとまずは先送り。

2ヶ月前に13万円出して買ったPCを早速壊すなんて、年の瀬に最悪の気分になったのは言うまでもありません。24回払いのローンだって残っているのに。

1年近く経ってから修理申し込み

そこから修理申し込みまでは1年近く間が空きました。まあ、めんどくさかったというのもありますが、高所からの落下というのは重症であり、修理したとしても後々何か出てきそうだと思ったので、新しい整備済み品が出たらそれをを買おうかな?と思っていたからです。どうせ損傷の状態から修理費用は10万円コースだと思っていたので、もはや買い直した方が良いと。

気が付いた時に整備済み品の在庫を時々チェックしていたものの、なかなか同じスペックのモデルが売っているタイミングに巡り会えず。次第にIntelベースのMac miniの販売自体が無くなり、どうも5月を最後にIntel Mac miniの販売が完全に途絶えてしまったようでした。Twitter(現:X)の整備済み品入荷速報botの存在に気付くのが遅すぎました。。同じスペックのものも短期間ですが時々売っていたようだったのに。。

しばらくは販売を願って待っていたものの、もうさすがに無さそうだと思って修理申し込みを決意。

そして購入からほぼ丸1年が経とうとする10月29日(火)に、ようやくチャットサポートで修理を申し込み。

ちなみにMacも配送修理はあるのですが、iPhoneと違ってなぜかサポートページでは直に配送修理が選べないようになっているんですよね。

iPhoneでは持ち込み修理も配送修理も選べるのだが…
なぜかMacでは持ち込み修理しか選べない

なので下にある問い合わせからチャットサポートで話す必要があります。

チャットで状態の説明、配送修理を希望することを伝えて、サポートからいろいろ説明を受けて申し込み手続きをします。

集荷についてはまずAppleから梱包資材が送られることから最短で3日後の11/1(金)から指定可能で、11/1(金)夜に集荷してもらうことにしました。

修理費用の見積もりは27,500円とのことで、サポート終盤で支払情報を入力するリンクが含まれたメールが送られてくるので一旦決済します。想像(10万円)よりかなり安かったですが、オペレーターに状態が完璧には伝わりきっていない感じもしたので、後でやっぱり10万円コースで追加見積もりが来るだろうなぁと思いました←

集荷してから修理、返送まで爆速で進む

というわけで、11/1(金)夜に集荷してもらいました。クロネコヤマトがやってくるので、配達員に本体をそのままの状態で渡すだけでOKです。まず梱包資材が送られてきて自分で梱包をした後に集荷してもらうとか、集荷時に資材を受け取ってその場ですぐ自分で梱包して渡すとかではなく、集荷時に本体を渡すだけで後はクロネコヤマトが梱包をしてくれます。

ネットで調べた体験談でもそのような流れであることは分かっていましたが、その点はチャットサポートの時に念を入れて確認をしていました。「クロネコヤマトに渡してください」とか言われても、裸の状態のデバイスを渡すとかかなり違和感がありますからねw

ちなみに集荷時は雨が降っており、「どうするんだろう?梱包方法は極めて簡単でその場ですぐ梱包するんだろうか?」とか思っていたら、そのまま持って帰っていました。いや雨降ってますけど!?とは思いましたが、土砂降りの雨ではないしクレームしませんでしたが…。どういう梱包資材で、どういう手順で梱包したかは謎のままです。。

そこから3日後の11/4(月)にAppleに到着。ただ3連休で月曜は休みのため、Appleからデバイス到着のお知らせが来たのは11/5(火)でした。10時ごろに受付連絡があってから1時間半後には検査が終わり、新たな問題が発生したので確認しろとのお知らせが。めっちゃ早!!!とあまりのスピードにびっくり。

サポートページでは「別の問題が見つかりました」として「メインロジックボードへの液体侵入に起因する損傷があります」「筐体に損傷があります」と2つの問題が報告されていました。「新たな問題の写真」として、損傷箇所を図示した写真も見れました。もっとも、300×208ピクセルのクソちっさい画像で、文字はほとんど判別できないものでしたが…。

新しい問題が発生したため修理は一旦保留となり、有償修理するか、修理せずそのまま返却するかを選ぶことになりました。有償修理なら27,500円だそうです。そもそも筐体損傷は最初のチャットで伝えていたように思いましたが、「ロジックボードへの液体侵入」の方は全く認識がなく、集荷時に雨の中そのまま持って行かれたことしか心当たりがありません。筐体修理だけでも27,500円はかかりそうでしたが、ロジックボード修理が免責となれば料金が変わる可能性もあると思ったので、とりあえずチャットサポートに連絡してみることにしました。

で、聞いてみると今回は「ロジックボードの水濡れ及び損傷」という分類をされただけであって、必ずしもロジックボードの水濡れが起こったことを示すわけではない、サポートから見れる報告も損傷だけとのことでした。どうも、水濡れと損傷の修理料金が同じことから統一の案内がされていた可能性があるそうです。大変紛らわしい案内ですね、、、そのフィードバックはしておきましたが。まあ確かに、集荷時に雨が降っていたとはいえ土砂降りではなかったし、故障レベルまで内部に水が侵入するとは考えにくかったですが。

というわけで修理料金が変わることはなかったので、その日の夜に支払いページから決済。

すると翌日の11/7(木)の夕方には修理が完了し、発送されました。ほんとめっちゃ早いですね。。昨日も保留なしだったり、昼のうちに決済していたらその日のうちに完了して発送されていた勢いです。

ただいまMac mini

そして11/9(土)に届きました。ほぼ1週間で戻ってきたことになります。

なかなかでかい箱に入っていました。

本体はいい感じにパリパリの袋に入っていました。

修理明細の紙が入っており、それによればロジックボードとファン、ハウシング(外装)を交換したそうです。

この文言を見る限りロジックボードは修理ではなく丸ごと交換のようですから、後遺症はあまり心配しなくてよさそうです。ロジックボードにファンも外装も交換され、もはや新品になっている気がしますw ちなみにAppleでMacの修理をするとデータは初期化されるのですが、起動してみるとmac OSが最新のSequoiaになっていました。。

そして修理料金は合計27,500円でした。

当初の見積額27,500円+追加の修理料金27,500円=合計55,000円かと思っていたのですが、どうやら27,500円だけで済んだようです。11/7にメールで送られてきた領収書は27,500円になっているし、クレジットカードも11/6付で27,500円が決済されているだけで他の取引はなく、27,500円で間違いなさそうです。10万円コースかと身構えていましたが、そこから比べたら1/4で済みましたw だったら途中の修理保留はなんだったんだろうと思いますが、見積額を超えるからの保留ではなく、新しい問題が見つかったからの保留だったようですね。しかし、ロジックボードも外装も交換して27,500円で済むってかなり安いですね。。

検査・修理も爆速だし、Appleのリペアセンターのサービスは満足がいくものでした。修理だけで1週間ぐらいはかかるかと思っていましたが、実際は2営業日で終わり、配送期間の方が長かったです。Macのリペアセンターはそんなに混雑してないのでしょうか?3連休明けだし、修理が集中していてもおかしくはなかったはずですが。。

というわけで、整備済み品のMac miniが修理品の整備済み品になってしまった話でした←

次は高所ではなく、ちゃんと安全なところに保管して、壊さないようにしたいと思います。冷静に考えれば高所に精密機械を置かないなんて、常識でしたね…。

ロストテクノロジーになるIntel Mac、大事にしていきたいと思います。。

コメント

  1. Mac Miniが無事修理完了したとのことで、安心いたしました。
    資材が戻ってきたところで、下記質問させてください。

    ★ぼくや様のツイートによれば、返送された際の同封の書類に
     「AppleCare Service」と記載されていたのが気になりました。
     当該Mac MiniはApple Careに加入していたのでしょうか。
    ★「10月29日(火)に、ようやくチャットサポートで修理」とのことですが、
     この時点でM4 Mac Miniが発表されていたはずです。
     修理とせず、最新の資材を導入する選択肢もあったのでしょうか。
     (クローゼットに収納していたくらいなので、特別買い替える必要がなかったということでしょうか?)
    ★私の後輩が、最新のM4 Mac Miniを購入していました。
     (CTOなので、11月中旬〜下旬に到着するようです)
     これからMac Miniを使用する方向けに、何か取り扱いで注意しなければならない事項ございますか。
     また、Mac MiniについてApple Careへの加入は必要でしょうか。
    ★本件とは別件なのですが、私が使用しているMacbook Air M2について
     普段負荷のかかる処理をしているので、数時間使用するとサーマルスロットリングが発生します。
     TPU製ケースを装着していることが一因とも思えますが、ぼくや様のご意見をお伺いできますでしょうか。
     (ケースを装着しない方が良いのかどうか、も気にしております)

    • どうもご質問ありがとうございます。

      ★AppleCareについて
      恐らくAppleCare+のことを指しているといると存じますが、AppleCare+には加入しておりません。
      なお、単にAppleの修理サービスのことをAppleCareといい、延長保証のことを「AppleCare+」というそうです。
      もっとも、私も今回調べて初めて分かりました←

      ★M4 Mac miniについて
      今回のMac miniを購入・保有する目的はIntelベースのデスクトップMacを確保することですので、
      Appleシリコンベース機への買い替えは選択肢にありませんでした。
      でも、M4 Mac miniはとても良きと思いました。

      ★Mac miniの取り扱いの注意点について
      ずばり、高所に置かないということです←
      デスクトップ機のMac miniならそこまで破損のリスクはないと思いますので、AppleCare+は不要と思います。

      ★MacBook Airのサーマルスロットリングについて
      MacBook Airはファンレス仕様で放熱は筐体への熱伝導に頼っているため、TPU製ケースで覆うことで放熱を妨げている可能性は大いにありそうです。
      私個人としてはノートPCのケースは不要かなと思います。

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