Macのバッテリー交換は断られるしロレックスも買えないクソみたいな1日

今日はちょっと都会へ出かけてApple Storeとロレックス正規店へ行ってきました。

MacBook Proのバッテリー交換がしたかったので。

今のMacBookはユーザーが交換可能な作りになっていないため、バッテリー交換をするのにすらApple Store等への持ち込みか配送が必要になるんですよね。すごく面倒です。

しかしまあ、都会のApple Storeへ行けばロレックス正規店へも行けるので、ちょうどいいと思ってGenius Barを予約しましたw

私のMacBook Pro Mid 2015は2016年7月に購入したもので、今年で丸7年が経とうとしています。
その間1回もバッテリー交換をしたことがなく、もういい加減交換のタイミングでしょう。
消耗はそこまでひどくなく、まだ健全性は80%程度あるものの、ついに充放電回数は1,000回を超えましたし、起動直後に突然シャットダウンするという症状もときどき出るようになっています。

しかも、3月からはバッテリー交換の費用が大幅値上げになるので、もうこのタイミングしか無いと思いましたw
今はMacBook Proは23,800円で交換できますが、3月からは37,500円と、なんと57%の値上げ。
実は3月に出張を予定しており、バッテリー交換はどのみちリペアセンター送りでしばらく手元から離れることを考えると出張と被せたほうが良いのですが、57%の価格差は流石にえぐすぎるので2月中にすることに。

まあ、今は仕事が忙しくて、そんなにMacを触れる暇がないので悪くはないタイミングではあります。

久しぶりのApple Store、初めてのGenius Bar

というわけで、電車で1時間かけて都会へ行き、Apple Storeへ。

Apple Storeそのものを訪れること自体かなり久しぶりですし、Genius Barに行くのは初めてなのでちょっと緊張しました←

入店したら入口付近に対応してくれそうなスタッフさんがいたので、Genius Barを予約している旨を伝えました。

名前で確認し、症状についてやバックアップは取っているかなどの確認をしたら、スタッフが空くまで製品をご覧になるか空いている椅子でお待ちください、とのことだったので最新のMacを触って待つ。
一応、iPhoneのWalletにGenius Bar予約を追加していたのですが、結局それは使いませんでした。
(Genius Barを予約したときに来るメールから、iPhoneのWalletへ予約情報を追加できる)

しばらくするとGeniusの方が来て、案内へ。
それこそバーみたいな店内のテーブルと机だけの区画で、またバックアップの有無やら入り口で話したことやらを確認したら、Macを取り出してログインするように言われました。

そのあと操作をGeniusの方に代わり、「このMacについて」やシステム情報などを確認されました。
Geniusの操作は立ち会いのもとその程度だったのであまり心配しなくて良さそうですが、デスクトップや壁紙ぐらいは綺麗にしておいたほうが良さそうです。
私はGenius用のまっさらなアカウントを事前に用意しておきました。
サポートページには拠点でログイン云々とあったので、普段使ってるアカウントでログインされて何でもできる状態になるのは流石に心配なので。

修理サービスの拠点で Mac にログインする必要ができた場合に備えて、macOS ユーザアカウントの名前とパスワードをご用意ください。

Macを修理に出す準備をする – Apple サポート(日本)

その後は診断プログラムを実行し、数分待つ。

そして、その結果は・・・

バッテリー交換不可!!!

なんでやねん!!
バッテリーの状態が87%で「正常」となっており、交換できないと言われてしまいました。
これが「消耗」か「警告」にならないと交換できないとのこと。

87%とは良すぎるように思いますが、サードパーティ製のアプリで確認しても82%とかで80%以上はあるので、正直消耗度合いは正常の基準内にありそうです。
「充放電回数が1,000回を超えているんですが、それでもダメですか?」と食い下がってみるも、それもダメで結局何もしないままApple Storeを後にしました・・・。

今思えば「起動直後に突然シャットダウンすることがある」ことを言えば良かったですが、そもそもそもそも交換を断られることは想定していなかったので…。

電車で1時間かけて、重たいMacBook Proを持ってきたのに・・・。

しかしまあ、あえて比較的近いカメラのキタムラなどの正規サービスプロバイダではなく、わざわざ遠く離れた都会のApple Storeに来たのは、ついでにロレックスマラソンをするためですから、次の目的地ロレックス正規店へ向かうことに。
ええ、ロレックスはあくまで「ついで」です←

久しぶりの塩対応ロレックス

で、2店舗行きましたが、結局どちらも在庫なし。

1店舗目は中々の塩対応で、はっきり言って不快な気持ちになりました。

とにかく会話が続かない。嫌な沈黙が流れがち。
正直、店員の態度もどことなくあしらっているような、私を客と思っていないような、そんな感じが出ています。

初手の「在庫ありません」こそ無かったものの、「面接」にしては味気ない。全く可能性を感じません。なんで高級店にまで来て嫌な沈黙を味わって、こちらが気を使って話を振らないといけないのでしょうか?

もう途中ですごく嫌な気持ちになったので、こちらから在庫の話を振って、無いことを確認してさっさと帰りました。

2店舗目はまあ、普通な対応。盛り上がりこそしなくとも嫌な沈黙は流れず、最後に「よろしければまたご来店ください」と丁寧に言われたので不快感はありません。
こっちが2店舗目で良かった←

う〜ん、塩対応の店舗は、前回訪問したときは初手こそ在庫ありませんだったものの、店員さんからいろいろ話を振ってくれて、情報とかも教えてくれたり、雰囲気も良くて好印象だったのですが…。やっぱ対応が良いか悪いかは、店員さんによるところが大きいんですかねぇ・・・。

とりあえずロレックスを買うならやっぱこの前異次元の接客を受けた店舗だな、と心に強く思いました。
もうこの北上ルートの正規店は、このエリアに何かの用事が無い限り行きません←

帰りは降りる駅を1個間違える

結局、何の収穫もないまま帰ることになりましたが、帰りの電車は降りる駅を1個間違えました←

なんか、駅に着くときのアナウンスが着く駅とその次の駅まで一緒に言うので、スマホをいじることにかなり集中していたため、目的地の2個前の駅に着いたときに1個前の駅に着いたと思って、1個前の駅に着いた時に目的地(終点)に着いたものと思って降りてしまいました。

終点なのになんで降りない人がいるんだろう?馬鹿なのかな?と思ったら、なんと、終点1個前の駅。馬鹿は自分でした。

普段全然電車に乗らないので、降りたときの風景からもすぐは分からず…。

まあ、幸い次の駅までは近かったので、なんとか歩いて目的地・駐車場まで行くことはできましたが・・・。

最後の最後まで踏んだり蹴ったりです。。

Appleのチャットサポートにも聞いてみた

しかし、MacBook Proのバッテリー交換についてはどうにも腑に落ちないので改めて調べてみることに。

確かに、ネットを探すと出てくるMacのバッテリー交換について記したブログは、「今すぐ交換」と表示されたなど、消耗が激しい場合のケースばかりでしたが、充放電回数1,000回超えという条件は無いのでしょうか・・・?

私のMacBook Proの充放電回数は今朝時点で1,010回となっています。
Appleのサポートページを調べると「最大充放電回数」がまとめられたページがあり、そこには

「充放電回数が上限を超えたら新しいバッテリーに交換してください。」
「決まった上限を超えると、バッテリーは消耗したとみなされます。」

Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を調べる – Apple サポート (日本)

とあり、MacBook Pro Mid 2015の最大充放電回数は1,000回なので、既に超えています。
うーん、これでも交換できないんでしょうか?

Appleのチャットサポートに聞いてみることにしました。

どのような場合にバッテリー交換ができるかを聞いたら、バッテリーの状態を教えてと言われたので、バッテリーの各種数値を伝えたら、この状態は修理が必要として修理の案内をされそうになりました。

え?と思って、Genius Barに行ったことを話したら、技術者が検査をしたうえでの判断が優先される、とのこと。

このチャットで配送修理を依頼したとしても、リペアセンターで診断をした結果「異常なし」としてそのまま返送される可能性もあるのか?と聞いたら、おっしゃる通りだと。

う〜ん、たしかに充放電回数は上限オーバーしていますが、ここで配送修理の依頼をしたとしても、結局リペアセンターではGenius Barと同じ診断プログラムを実行するようでしょうし、そしたら「正常」という結果が出てくることになります。

だとすると数日間手元から離れた挙げ句そのまま戻ってくる、という馬鹿らしい事態になる可能性は高そうです。

とりあえず、今回のバッテリー交換は見送ることにしました。。

う〜ん、別に保証期間内で消耗もしてないバッテリーをタダで交換しろ!と言っているわけではなく、購入から7年近くが経っていて、充放電回数も1,000回超えているバッテリーを、金を払うから交換してくれと言っているだけなのですが、それでも交換できないってあんまりじゃないですかねぇ・・・?

ユーザーが自分でバッテリーを交換できる機種であれば、好きなタイミングでバッテリーを購入して交換できるわけで、なんだかなぁって思います。

年月が経つとサポート切れが心配ですが、一応、バッテリー交換については最長10年対応のようなので、このMacBook Pro Mid 2015もしばらく大丈夫とは思いますが・・・。

修理サービスや部品の提供期間は、在庫状況にもよりますが、法律の定めに従って延長される場合や、最長 7 年間に延長される場合があります。また、Mac ノートブックについては、バッテリーの修理に限り、部品の在庫状況にもよりますが、その製品が販売店に最後に供給された日から最長 10 年間まで期間が延長される場合があります。

保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける – Apple サポート (日本)

Macのバッテリー交換は最終的に全てリペアセンター送りで数日間手元から離れることを考えたら、やっぱ新しいMacを買ってしまった方がいいんでしょうかね。

先日、実家が新しいPCを買いましたし、私も買いどきなのでしょうか。。

とりあえずほんと、今日は踏んだり蹴ったりな1日でした・・・。

コメント

  1. 各種対応お疲れ様でした。
    お手数ですが、下記質問させてください。
    ★Macbookのバッテリー交換を拒否されたとのことですが
    自分も来週iPhoneのバッテリー交換を予定しています。
    バッテリー診断は正常ですので、断られる可能性があるということでしょうか。
    ★ロレックス塩対応について
    ここまで苦労してもロレックスへの情熱を持ち続けられる秘訣はなんですか。
    ★誤って降車した駅から歩いたとのことですが、徒歩時間はどのくらいですか。
    ★車で駅に行きそこから電車で移動したようですが、
    車のみで各地訪問を実施しなかった理由はなんでしょうか。
    (駐車場代や交通量を勘案したものと思料いたします)

  2. 毎度ご質問ありがとうございます。
    ★iPhoneのバッテリー交換
    診断が正常だとすると、交換を断られる可能性は非常に高いと思われます。
    あまり期待せずに行ったほうが良いかもしれません。
    ★ロレックス塩対応について
    製品が素晴らしいからだとは思いますが、私がマラソン初心者というのも大きいと思います。
    正直、塩対応が続いたらもう買わないと思います。
    不快になってまで、精神的ダメージを負ってまで正規店に通うのはバカらしいです。
    ★約15分でした。次の電車が来るまでも15分だったので、歩いたほうが早いと判断し歩きました。
    ★費用を考えて電車移動となりました。
    電車移動であれば駅の駐車料含めて3,000円以下で往復できますが、車だと高速代+都会の駐車場代+ガソリン代で倍の6,000円以上かかります。かといって下道で行くと片道2時間と時間がかかりすぎますし、電車が最もコスパに優れています。

  3. お忙しいところご回答ありがとうございます。
    ★交換を断られる可能性は非常に高い
    →承知しました。あまり期待せずに行ってみます。
    事前にAppleサポートに問い合わせするのもありかなと考えます。
    ★精神的ダメージを負ってまで正規店に通うのはバカらしい
    →ご心労のことと心中お察し申し上げます。
    個人的には、件の「神対応店舗」へ何度か訪問してみるのが良いかと考えました。
    (店員に「この人何度も来てくれて、本当に欲しいんだな」と印象付けるため)
    ★次の電車が来るまでも15分だったので、歩いたほうが早い
    →的確なご判断とご賢察ありがとうございます。
    徒歩:15分
    電車:15分 + 移動時間
    ですので、確実に徒歩の方が早期対応可能と考えます。
    ★下道で行くと片道2時間
    →距離にして100km未満ほどかと感じました。
    おっしゃる通り、車では燃料費や高速料金が発生するため、電車の方が安価です。
    特に今回は単独での移動でしたので、車移動のメリットは薄いと考えました。

  4. Macbookのバッテリー交換拒否について
    気になったのでApple公式に問い合わせました。
    【Apple Store(Genius Bar)】
    →ご記載通りバッテリー最大容量が80%以上あり正常なため交換不可
    【Apple正規修理店(カメラのキタムラやその他店舗)】
    →Apple公式では確かに80%未満でないとダメだが、消耗品であるため
    有償で交換可能。
    ※お店の判断かと思います。
    お察しいただけたかと思いますが、80%以上がルールということなので
    Apple公式ではルールを遵守する意味でも対応不可と判断してしまうのでしょうね。
    その他の正規店では、融通を利かせてくれる場所もある…という具合でした。

  5. おぉ、これは大変有益な情報ありがとうございます。
    正規サービスプロバイダに行くと、交換してくれる可能性はありそうですね。
    やっぱり、無償交換を要求しているわけではないのだから、バッテリーという消耗品ぐらいは交換してほしいですよねぇ。
    最初から正規プロバイダに行くべきだったか…。
    ただ、カメラのキタムラでのMacBook Proのバッテリー交換費用はApple公式23,800円→29,299円と、若干割高ではあるようです。

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