危険な状況なのに出勤する謎

昨日から10年に1度クラスの大寒波が襲来しています。

私の住んでいる地域でも昨日の夜から本格的に雪が降り、一面真っ白になるほどでした。
氷点下が続いたため翌朝になっても雪が残り、寮周辺の路面もまだまだ真っ白。

普段雪が降らない地域なのでスタッドレスタイヤやチェーンとか装備してないですし、どう考えても車で出勤するには危険な状況です。

会社からは「各自の判断で出勤」というクソみたいな指示があったため、安全が確認されるまで出勤しないつもりでいました。

しかし、なぜか他の寮の人たちは続々とほぼ普段通りの時間に出勤していってました。。。こっちは前日から「これはもう明日午前休みじゃん!」とか思っていたのに!

市の防災情報サイトで主要道路の定点カメラ映像を確認できるので見たところ、幹線道路の雪はかなり解けているものの、それ以外の道はまだ白そうな状況。先に出勤していった同期からのライブ情報でも、寮から幹線道路に出るまでの道はまだ真っ白でした。

寮組で最後まで粘ったものの、会社に無事に着いたという報告を受け取った上で私も仕方なく出勤しました。。

まあ、他の人が続々と無事に出社できたのなら、最低限の「安全確認」は出来ているでしょう。

それに寮の人がみんな来ているのに1人だけ来てないという状況になれば非難されるのは確実ですから・・・。

幹線道路以外は↑こんな感じでまだ白く危険な状況だと感じましたが、そういうところはゆっくり走行することでなんとか無事に出社できました。寮の近くで赤信号から発信するときだけVSAが作動しましたw

結局、いつもよりも約1時間遅く出勤し、定時からは40分遅れぐらいでの出社になりました。1時間にも満たない「遅刻」で、影響は小さかったです。

会社はその時点で6〜7割は出社していたでしょうか?思っていたより多くの人が既に出社していました。

しかし、積雪路、凍結路をノーマルタイヤで走るのは頭がおかしいとしか思えないのですが、なぜその状況でみんな時間通り出勤するんでしょうか???

そういえば7年前の大寒波の時は今回以上の積雪・路面凍結でしたが、道路は思っていたより多くの車が滑りながらも走っていたし(めっちゃ危険)、会社も思っていたより多くの人が朝出社していました(当時は自転車があったので自転車で少しだけ遅れて出社した)。

去年の夏に通勤時間帯に豪雨が降った時も、「遅く来てもいいよ」という会社からの指示があり、あちこちで冠水している情報だったので雨雲が過ぎた後も安全が確認できるまで待っとこうと思っていたら、その間に他の人たちは出勤し、「そんなに遅くなっていいとか言ってない」とかいう意味不明な電話がかかってきて私も出勤しました(まあ、行けた人がたくさん居たんなら安全だったということなんでしょうが、それならアナウンスしろよって感じです。一番冠水しやすいのは会社周辺なのに)。

なんか、私には危険な状況で出勤するというのが全く理解できないのですが、少数派なんですかねぇ…。

安全が確認できない中で「行ったら行けた」というのは結果論でしかありません。危険を犯しているのは事実なわけです。

そして、「行ったら行けなかった(事故った、被災した)」という結果になったとしても、会社は何もしてくれないんですよね。

事故って車がダメになったからといって修理費を出してくれるわけでもないし、万が一人でも撥ねたりでもしたら取り返しのつかないことになります。

それなのになぜ会社のために出勤しなければならないのでしょうか?そりゃあ、納期がーとか、商談がーとかはあるかもしれませんが、自分の体や財産よりも仕事のほうが大事なのでしょうか?

医療やインフラ、公安関係なら公益や生命に関わる仕事ですので、出勤しなければならない重要性・公益性があると思いますが、普通の会社員にそんなもんはないでしょう。

うーん、やっぱり日本って社畜根性が染み付いているってことなんでしょうかねぇ・・・。

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