「3月9日」の思い出

今日は3月9日ですね。

3月9日といえば、レミオロメンの「3月9日」が思い起こされます。

定番の卒業ソングですが、私にとっても思い入れがある曲です。

卒業を控えた中学3年生の頃、「3年生を送る会」という卒業関連行事で歌った曲でした。卒業式そのものでは歌ってなかったと思いますが、その後クラスでは歌いました。

当時、練習用の音源がなく練習に手こずっていたのですが、「パソコンの大先生」であった私はMIDIの覚えも多少はあるので、一肌脱いでPCでMIDIを作って音源化したのでした。音楽の先生に音源作成を申し出た時は「素敵・・・!」と褒められたのをよく覚えていますw

しかし多少MIDIの覚えがあるとはいえ、きちんと楽譜が読めるほどの音楽家ではないので結構苦労しました。しかもPCがある部屋は暖房がなく、夜までかかり凍える寒さの中で作成したものです。。

そして今回、せっかくなのでYouTubeに投稿してみましたw

作成から17年の時を経てYouTubeへ・・・!近年毎回「YouTubeに上げなきゃ」と思っていたのですが、ようやく投稿できましたw

合唱版3月9日は色々なバージョンがあるみたいですが、今村康編曲版です。確か当時ネットを探しても今村康編曲版の音源が無かったこともあり自分で作ったように思います。

当時からサイト(ブログ)は運営していましたが、著作権の問題があるので音源(MIDI)は「いまげのMIDIおもちゃ箱」という合唱曲のMIDIをたくさん掲載してあるJASRAC許諾の個人サイトに投稿して掲載してもらっていました。今はもう「いまげのMIDIおもちゃ箱」も閉鎖してしまったので、久しぶりにYouTubeで日の目を見ることになります。。

これと同じように各パート用も含めて練習用の音源を作ったのですが、合唱の音色をストリングスしたのは完全に失敗でしたね。。練習用と考えたらカラオケとかでも使われるクラリネットとか、もっとはっきりと分かりやすい音色にすべきでした。確かにストリングスは声の代わりとしてよく使われていた音色ではあるんですが。。まあ、曲としての綺麗さを優先してしまったような覚えもあります。。

先生からの提案で、ラストのサビの前にすんごい溜め(休符)を入れた謎のバージョンも作ったりしたっけ。それも「完全版」と題して音源化したんですが、最終的にはボツになったのか、卒業式後のクラスでは通常バージョンで歌ったのに音源は「完全版」を流していたので、途中でなんか再生トラブルみたいになったのが強烈に記憶に残っています←
普通に歌っているのに急に無音になり、少し遅れて再び音が流れ始めるので指揮者が慌ててラジカセをオフにするというw

卒業ソングじゃないけど卒業ソング?

しかし、このレミオロメンの3月9日は本来は卒業ソングではなく、友人の結婚式のために作られた曲なんですよねぇ。それが今やすっかり卒業ソングとして定着しています。

元々は2004年リリースの曲で、2005年に沢尻エリカ主演テレビドラマ「1リットルの涙」の劇中歌に使われたことで卒業ソングとしてにわかに注目を浴び、私たちが歌った2008年頃は卒業ソングとして定着しつつあった頃でしょうか?

そしてこれ、一過性のブームとして終わることなく、なんと世代を超えて今もなお卒業ソングとして愛されているんですよね。

この前LINE MUSICが発表した調査ではなんと、10代で2位、20代で1位と、完全に卒業ソングとして定着しています。

〜〜 10代の2位は卒業ソングの定番曲、レミオロメン「3月9日」がランクイン。

〜〜 20代の卒業ソングランキングでは、レミオロメン「3月9日」が1位に選ばれました。

卒業式シーズン!世代別に聞いた、2025年度版「卒業ソングランキングTOP10」を発表! – LINE MUSIC

いろいろ調べて見ると最近の他の調査でも1位とか2位だったりして、定番中の定番として根強いがあるようです。

もう楽曲リリースもドラマも20年前ですから、今の若者は沢尻エリカどころかレミオロメンすら知らない(2012年活動休止)と思うんですが、ブームで終わらずにしっかり定着するとは…。

当時の私も次のようにブログに綴っていて、卒業ソングとしては疑問を抱いていましたが、、、

それにしても3月9日が”卒業式の歌”ということになっているのが理解不能。卒業式の歌とされるものは何かと別れとかがテーマになっているものとなるわけですが、3月9日はいたってフツーのラブソング。調べたところによると友人の結婚式を祝うために作った曲らしいし・・・

ただまあ、よくよく歌詞を見るとそこまではっきりとしたラブソングではなく、旅立ちと捉える余地があるといえばあり、曲も本当に春の暖かみを感じるような仕上がりで、「3月9日とかいう卒業シーズンの日付だから」だけではない、“卒業ソングっぽさ”があるのも確かですね。しかもミュージックビデオも曲本来のテーマである結婚式要素もちゃんとありつつ、卒業と旅立ちもテーマにあって(むしろそっちの方がメイン?)、それもあって卒業ソングとして捉えられたのでしょう。というか堀北真希かわいいな。

でもまあ、私たちの世代で流行った曲が今の世代にも定番の曲として愛されているのは、ちょっぴり嬉しかったりもします。

これからも3月9日が来たら、なんとなく思い出したりするのかなぁと思います。。

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