役所に行ってマイナンバーカードを更新してきました。
気付いたらマイナンバーカード取得から9年が経っていました。マイナンバーカードの有効期限は「10回目の誕生日まで」ですが、私は2016年3月に取得し、4月生まれなのですぐ1回目の誕生日が来ていて、9年で更新時期が到来したというわけです。更新のお知らせが届いたときは「え、もう?」と思ったんですが、ちょうどタイミング的に最短の有効期限になっていたんですね。。
マイナンバーカードの交付が始まったのは2016年1月からですから、この時期にカードの更新というのは日本国民の中で相当に早い部類じゃないでしょうwww 最近のマインバーカードは8割近くまで普及しましたが、2017年3月時点での普及率は8.4%ですから、マイナンバーカード取得者の先駆者と言って良い←
大事な個人番号があのペラペラの「通知カード」で管理しないといけないというのが意味不明だし、住民票のコンビニ交付とかのメリットもあるので真っ先に作ったんですよねぇ。
証明写真機で悪戦苦闘
マイナンバーカードは顔写真付きなので更新にあたっては写真を撮らないといけないわけですが、街中にある証明写真機で撮りました。
自宅で自分のスマホで撮ってオンライン申請というのが一番簡単ですが、マイナンバーカードといえば10年使うものですし、自宅で自分で撮るのはどう考えても画質・写りが悪くなるので、面倒ですが証明写真機で撮ることを選択しました。
最近は証明写真機から出てくる写真を郵送する手間をかける必要なく、写真機から直接オンライン交付申請ができる機種も出てきているようですが、あまり期待せずに近くの写真機に行ったらなんと、写真機からの交付申請対応でラッキーと思って意気揚々と写真機に乗り込みました。
これに交付申請書に記載されているオンライン申請用のQRコードを読み取らせるわけですが、これが全くQRコードを認識しない。
なぜか差し込み式で、紙幣を入れるような大きさしかない読み取り口にA4用紙に印刷されているコードを差し込んで読み取らせるということ自体が意味不明だし、なんとか紙を折りたたんでコードが書かれてある部分を差し込んでも全然認識しない。

どう見てもちゃんとコード部分は奥まで差し込まれているのに、機械がおかしいのか?差し込んでるコードが違うのか?と悪戦苦闘する中で時間が過ぎていき、冬にも関わらず西日が直撃するロケーションと写真機特有の狭小空間が相まって次第に汗ばんできます。
もう普通の郵送申請にした方がいいのか?とめちゃくちゃイライラする中で、読み取り用の赤いレーザー光からカメラ位置を特定し、紙をくしゃくしゃにしながらカメラの直下にコードを差し込むとようやく読み取りました・・・。いやいくらなんでも認識範囲が狭過ぎだろ…。
既に汗ばんでいる中できちんと写真を撮り直す余裕もなく、結局微妙な感じの写真しか撮れませんでした・・・。ちゃんとした写真を撮るために写真機で撮ったのに、結果的にちゃんとした写真が撮れなかったという…。もうほんとこれには死ぬほどイライラしました。マジで設計ミスだろこれ!!!
なんとか無事交付
写真機でのオンライン申請をすると一応控えみたいなのがプリントされるんですが、なんかちょっと本当に申請できているのか不安になります←
若干の不安を抱えながら申請から1ヶ月近くたったある日、役所から封筒が届いたので「交付通知書」かと思ったら、なんと「返戻のお知らせ」で、交付通知書が届かず郵便局から戻ってきたとのお知らせでした。。
転送不要で配達されるとはいえ、引っ越しとかは全くしていないし、謎です。お知らせには電話してくださいとあったので役所に電話してみると、普通に身分証明書を持って窓口に来ればOKとのことでした←
そしてさらにそこから1ヶ月近くたった今日、仕事の都合をつけて休んで役所へ。
マイナンバーカードの更新としては最速グループのはずですが、ちょうど5年前にマイナポイント政策があったことで5年で有効期限が切れる電子証明書の更新を迎える人が多く、更新ラッシュが始まるというニュースを見ていたので混雑を心配していたのですが、混雑しているというほどではありませんでした。
で、数分程度の待ち時間で順番が来ると、交付通知書(回答書)を持ってこなかったせいか「更新なので写真を撮ります」と言われて、「いやもう写真は送ってあって、実は…」と事情を説明してから手続き。てか役所で写真を撮るという選択肢もあるんですね。。
いろいろ書類書いて、暗証番号を改めて書いて、最終的に30分ぐらいで新しいカードを受け取りました。
古いカードもそのまま手元に持っておきたかったので、「運転免許みたいに古いカードもらえますか?」と聞いたら「穴開けてから渡しますがいいですか」みたいなことは言われたんですが、その表情は少し困惑した感じに見えました←
そして数分待ってICチップ部分に穴が開けられた古いカードをゲット。
そして市役所を後にしたら、帰りに道の途中で職員が走ってやってきて「古いカードのコピーを取らせてください!」とw
市役所の「控え」が無くなるからか、確実に無効化処置をしたという記録のためか分かりませんが、危機一髪でしたw
マイナンバーカードの更新をする人自体がまだまだ少ないでしょうし、その中で古いカードをもらうという人はさらに少ないでしょうから、まだオペレーションが慣れていないのかもしれません。。

これまで運伝免許更新で古い免許証をもらってこなかったのを地味に後悔しているので、マイナンバーカードは歴代カードを揃えようと思ってるんですよねw 経年変化をマイナンバーカードで観測します!非リアなもんで写真はあまり撮らないので。
というわけで、今後10年使うマイナンバーカードの更新が完了しました。
ちなみに新カードと旧カードではデザインは変わっていないので、同じカードを受け取ったという感じ。まあこれは運伝免許証と一緒ですね。
ただ微妙な改良は加えられてあって、「電子証明書の有効期限」が書かれるところが旧カードではツルツルだったのが、新カードではちゃんと記入用のザラザラになっていました。これで財布の出し入れを繰り返してもすぐ消えるようなことはなくなるでしょう(でも更新時どうすんだろ?)。あと、カードを入れるスリーブが前のは個人番号を隠すタイプだったのが、新しいのは個人番号を隠さなくなっていました。まあ、これは「隠さないといけないものを携帯させる気か!」みたいな批判をかわすためもあるでしょう。。
10年前は「コンビニ交付機で住民票がとれる」ぐらいしかメリットが無かったマイナンバーカードですが、最近は健康保険証が統合されたり、マイナンバーカードを中心とした効率化や行政手続きが充実しつつあって、ようやく活用が進んでいきているなぁという感じです。行政手続きは面倒なものが多いので、マイナンバーカードで効率化が進んで欲しいものです。しかし、活用が進めば進むほど携帯、使用する場面も増えると思うんですが、そうすると10年間このカードが耐え切れるかどうかは不安な気もします←
まあ、これからのマイナンバーカードの政策に期待しきたいと思います。。
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