エアコンのカビ対策機能、No.1はやっぱりゼネラル?

盆休みで実家に帰省すると、居間に真新しいエアコンが取り付けられていました。

6月下旬の週末に帰省したときに居間のエアコンが故障して冷風が出なくなったので、急遽買い替えたものです。

真夏を目前に控えての故障のため慌てて短納期のところを探したところ、ジャパネットたかたなら2週間ちょいで取り付け可能だったので注文、7月上旬の取り付けでした。今年は2027年問題とやらでエアコンの買い替え需要が高まっており、市内の電気屋では最短8月取付とかで一時はどうなるかと思いましたが、なんとか真夏に間に合って良かったです。故障後の6月下旬〜7月上旬は気温が低い日が続いたのも幸運でした。

前のエアコンはシャープの2017年製・2018年取付でまだ10年も経っておらず、壊れるにしては早すぎかなと思いますが・・・。

今回のエアコンは“日立ブランド”の白くまくん CTシリーズ RAS-CT2826Sです。これはジャパネットたかたオリジナルモデルだそうですが、凍結洗浄機能が上位機種のみに搭載されている「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」だったりして、意外と良いモデルです。

少し前にエアコンは防カビ、カビ対策が最優先で、その観点で日立推しみたいな記事を書いていましたが、実は今回は最初三菱電機の霧ヶ峰を買おうかしていました。

やはりダイキン、三菱電機がエアコンとしての基本性能・品質が高いという評判で、三菱には「はずせるボディ」で送風路に直接アクセスして掃除ができる機能がありますし、三菱もいいかなぁと思ったんですよね。ただ、ジャパネットでは三菱は在庫が無く、日立は在庫があったので結局日立を選んだ感じです。

そして、エアコンを探していた時は急いでいたのであまり調べる余裕が無かったのですが、どうもエアコンの防カビ、カビ対策機能は日立ではなくゼネラル(旧富士通ゼネラル)がNo.1っぽいです。。

熱交換器の洗浄は日立、ゼネラルが一歩先をゆく

エアコンのカビ対策機能として冷房運転後の乾燥機能や、カビ対策常時監視機能はもう当たり前になってきていますが、これらはあくまでも「カビの抑制(軽減)」のための機能で、既に発生してしまったカビを除去することはできません。無いよりかはマシですが、それだけでは足りないのが実際です。

しかし、日立とゼネラルには熱交換器の洗浄機能があり、熱交換器というエアコンで最も汚れやすい部分の清潔維持・洗浄という点では他社の一歩先を行っています。

日立には凍結洗浄機能、ゼネラルには加熱除菌機能があります。

日立の凍結洗浄は「熱交換器を急激に冷やして霜を発生させ、それを一気に溶かして霜ごと勢いよく水で洗い流す」という機能です。

「凍結」そのものがメインというより、「勢いよく洗い流す」ためのプロセスに凍結があるという感じです。「凍結洗浄」なんて書かれるとなんかすごい感じがしますが、凍結そのものが除菌・防カビに効果があるわけではないんですよね。。ただ、熱交換器を洗浄する能力は高く、既に付着した汚れやカビも落とせると謳われています。

そして上位機種には「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」という、56℃まで熱交換器を加熱するプロセスが追加された凍結洗浄機能が付いています。

日立公式サイトより引用

理屈的には後述するゼネラルの「加熱除菌」と同じような高い除菌効果がある気がするのですが、公式には油汚れを加熱・融解させて落とせることだけがアピールされていて、なぜか除菌効果は全然アピールされていないんですよね・・・。機能名自体は「除菌ヒートプラス」ではあるのですが。。謎。

もう片方のゼネラルには、「熱交換器加熱除菌」機能が付いています。これは熱交換器を55℃まで加熱し高温のお湯を作り出すことで、カビ菌や細菌を除菌するというもの。

ゼネラル公式サイトより引用

既に付着したカビ菌の除菌ができるという点で、非常に優れた機能です。あくまでも除去できるのは「カビ菌」であって「カビ」ではないようですが、まあ、菌が除去できるんならカビそのものへの効果も高いんじゃないかと思います。

一応、他社にも「結露水で熱交換器を洗う」みたいなことを謳っている製品はありますが、冷房運転時に熱交換器が結露するのはどのエアコンも一緒ですし、日立の凍結洗浄のような洗浄力はありません。

カビ対策は「抑制」から「掃除による直接除去」へ?

そして、日立は熱交換器凍結洗浄機能に加えて、送風路にステンレスや銅を採用していたりとカビ“抑制”機能が充実しており、これらをもって前回はカビ対策エアコンは日立がNo.1と評価していました。

しかし、最近の新しい機能として「ユーザーがパーツを分解して、通風路を直接掃除できる」という方面でのカビ対策・清潔機能があります。

三菱電機は前面パネルの取り外し、左右風向フラップの開閉ができるようになっています。

三菱電機公式サイトより引用

これによって送風路に手が届くようになり、直接掃除することができます。当然、送風ファンにもアクセスできるようになるので、ファンの掃除もできるようになります。

そしてゼネラルにも同様の機能があり、上下&左右風向フラップが完全に取り外せるほか、送風路パネルまで取り外すことができます。取り外したパーツは水洗いも可能ですし、より確実に綺麗に掃除することができるでしょう。

子供騙しみたいな機能かと思ったら、取り外せる面積は結構大きい。これならかなり綺麗にできそう。

確かに、エアコンの中で熱交換器は最も汚れやすいパーツではありますが、送風ファンや送風路も結構カビます。

実は、カビ対策は熱交換器だけでは不十分なんですよね。

そこで、送風路やファンにアクセスできるようにして、直接掃除して汚れやカビを取れるようにすれば良い、というのはなかなか良いアプローチです。日立には送風ファンも自動掃除する機能がありますが、直接アクセスして掃除できるのであればそれで事足ります。

そして、「熱交換器の清潔機能」と「送風路の直接掃除」を両立している唯一のメーカーがゼネラルなんですよね。

熱交換器加熱除菌がカビ対策に高い効果を発揮するし、送風路も取り外せて確実に綺麗にできる・・・他メーカーでは太刀打ちできない領域にいます。

ゼネラル・ノクリアを買っておけば良かった…

そうなるとゼネラル製のノクリアを買っておけば良かったなぁと思います。夏前の急な故障ということで急いでいたということもあり、ゆっくり調べる時間が無かったのが悔やまれます。

でも、三菱電機やパナソニックなど有名メーカーがひしめく中で、「ゼネラル」という選択肢を選ぶのって、なかなか難しい気がします。。。

2025年まで「富士通ゼネラル」と富士通の名を冠しており、ある意味ブランド力自体はきちんとありましたが、「富士通の家電」と聞いてもピンとこなくて、正直あんまりプラスにならないんですよね。昔は冷蔵庫とか、他の家電も色々作っていたようなのですが。かといってダイキンほど専業メーカーとしての地位があるわけでもなく・・・。

テレビCMは積極的に展開していて、山崎賢人が「ノクリアはお湯で湿熱除去!」とアピールするCMはめっちゃ見ましたが、正直「湿熱除去」「加熱除菌」と言われてもあんまりイメージができないんですよね。

特に、他社の冷房後の乾燥運転で「暖房運転して加熱します」などと「加熱」というキーワードが既に使われていることもあり、この一般的な「乾燥運転時の暖房加熱」とゼネラルの「55℃の高温加熱除菌」の差別化、訴求が難しかった。ゼネラルの加熱除菌は唯一無二の優れた機能なのに、です。

注文したあとに改めて色々調べてみて、ゼネラルは公式サイトで「ノクリアはカビに強い」と大々的なアピールをしていて、「おっ」ってなってたんですよねぇ・・・。

このサイトを先に見ていれば・・・。

これを知っていたら確実にゼネラル・ノクリアにしていたのですが・・・。ノクリアは在庫もあったようですし、惜しかったです。もっと分かりやすいCMを流してくれ・・・!

まあ、今回購入した日立・白くまくんは凍結洗浄除菌ヒートプラス、常時カビ対策監視(カビバスター)、ステンレス送風路と、ノクリアほどではないもののカビ対策機能が充実している機種ですから、悪いわけではないんですけどね。。

今後エアコンを買うなら、絶対ゼネラル製を買うようにしたいと思います。。

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