セイコーの腕時計を修理した

割と前にセイコー・ブライツの腕時計SAGZ081が壊れた話を書きましたが、結局この時計は2月〜3月にかけて修理に出しました。

記事でも書いたように買い替えも検討しましたが、修理するより高くつくし、プアマンズGSとしての使い勝手の良さから修理してSAGZ081を引き続き使うことにしました。

セイコー正規のオンライン修理受付を利用して修理したので、そのレポートをば。

オンラインにて修理依頼

セイコーの公式サイトからオンライン修理受付にて、修理の依頼を出しました。

保証書の有無や型番、修理箇所などを入力して2月18日(日)にオンライン修理申し込み。
この時点で概算見積もりが出てきます。金額は前に見た通り22,550円(消費税込)+送料でした。

修理依頼を出したら発送キットが送られてくるので、腕時計を梱包して発送します。
こういうオンライン受付タイプは梱包資材の確保が懸念事項なので、あちらからキットを送ってもらえるのは非常にありがたいですね。

セイコーの修理発送キット

2月22日(水)には発送キットがポストに投函されていました。
ゆうパケットで送られてくるのでポスト投函となります。対面受け取りが必要ないので便利ですね。

それから少し遅れて週末の2月26日(日)に梱包して発送しました。

セイコーの修理発送キット

発送キットには梱包の説明書がついていますので、それ通りに梱包すればOKです。特に手順は難しくありません。

セイコーの修理発送キット

真空パックみたいな奴に入ってるなと思ったら、開けた瞬間一気に膨らみましたw
緩衝材のスポンジですね。。

セイコーの修理発送キット

こんな感じの箱の中に収めます。プラスチック製で、簡単には破れたりしません。

最終的にキットに付属している発送用の紙袋に詰めて、同じく付属している送り状を貼って発送します。伝票には既に依頼主や送り先等、必要な情報は印字されているので貼るだけで大丈夫です。

伝票が日本郵便だったのでゆうパックで集荷してもらいました。

セイコー到着から修理へ

発送から2日後の2月28日(火)の午前中にセイコーに到着。
届いたかどうかはゆうパックの追跡でも分かりますが、到着・受付されるとセイコーからメールが届きます。

そして翌日の3月1日(水)には修理開始に。こちらもメールにてお知らせが来ます。
この時点では3月22日の渡し予定でした。

このときに当初の見積もりを超える金額になると再度見積もり提示となるようですが、今回は当初見積もり通りだったということですね。

そこから2週間後の3月14日(火)に修理完了。メールでお知らせとクレジットカード決済の依頼が来ます。

発送は決済確認後になるので、メールに気付いてからすぐ決済しました。昼頃にメールが届いてから2〜3時間後ぐらいには決済したと思います。

メールに決済フォームのURLがのっていますので、そこからカード情報を入力して決済します。

迅速な決済が功を奏したのか、翌日の3月15日(水)にセイコーより発送されました。

セイコーから修理品到着

そして3月17日(金)、到着。結果的に当初の渡し予定よりも5日早くなりました。

セイコーから送られてきた修理品

こんな感じで最初送ったのと同じような感じで戻ってきました。
でもしっかり閉めるためのバンドが追加されておりより厳重な感じ。

セイコーから返送された時計

私が入れた時より綺麗に入っていましたw
送る時この紙をきれいに丸くするがうまくできなかったのでw

戻ってきた腕時計と修理明細

修理明細もちゃんと入っています。

受入時の診断は、ケース及びバンドのキズと、機械部の脂劣化という診断だったようです。

そして修理内容は内装修理でムーブメント交換。
まあ、だろうとは思っていましたが、安物クオーツムーブメントでは内部の修理はせずムーブメントの丸ごと交換になるようですね。

故障の内容としては結果的に何だったんでしょうかね・・・?
購入から5年経っているので経年劣化として油の劣化は当然起こるでしょうし、ソーラー二次電池の劣化・故障等は無かったんでしょうか?
まあ、安物クオーツムーブメントだと、正常に動いていないことが確認できたら詳しい検査まではしないのかもしれません。。

あとはケースとバンドの洗浄、防水パッキンの交換がサービスでされていました。

たしかに触ったり腕に付けたりすると、心なしかサッパリしたような感じがします。

ただまあ、研磨ではないので見た目は変わっていません。腕時計の汚れとかたかが知れているし、わあ綺麗!という感じではありませんw
隙間とかの汚れは除去されているのでしょうが、送る前にまじまじと見ていなかったので正直よく分からないです←

パッキン交換はありがたいですね。日常使いするうえで防水性能の劣化は怖いですから。
購入から5年経っていると防水パッキンもそろそろ劣化してくる頃でしょう。ソーラー電波時計だと電池交換で時計店やメーカーに出すこともなく、ついででパッキン交換ができるタイミングが無いので、ある意味今回はいい機会でした。

というわけで、セイコーの腕時計のオンライン修理のレポートでした。
ちゃんと修理もされてパッキン交換もされたし、ソーラー電波チタン腕時計という実用時計として、このセイコー・ブライツSAGZ081も引き続き使っていこうかと思います。。

コメント

  1. 修理対応お疲れ様でした。
    お手数ですが、下記ご質問させてください。

    ★ブライツの継続利用について
     「セイコー・ブライツの腕時計(SAGZ081)が壊れた」(以下「過去記事」と記載)では
     シチズン・アテッサを気に入っておられる様子を拝見しました。
     特にアテッサがダメである理由は見受けられませんでしたが、結局ブライツの修理に至った経緯をお聞かせ願えますか。
    ★過去記事によると、本製品5万円強とのことでしたが、チタン製であることに驚きました。
     (ご存知の通りチタンは硬度が高いため加工が難しく、高額になりがち)
     これはバンドからケースまでフルチタンという認識で合っておりますか。
    ★パソコンのキーボードについて
     本件とは無関係で申し訳ございません。
     少し前にMacbookを購入したのですが、キーボードで悩んでいます。
     M1 Macbookなのでシザー式キーボードであり、タイピングは快適そのものです。
     ただし私はキーボードの汚損や埃/液体混入防止のため、キーボードカバーを装着しています。
     カバーをつけると本来のタイピング感がだいぶ損なわれてしまうため本音は外したいのですが、
     汚れや故障防止という観点から外すことを躊躇してしまっております。
     本件、ぼくや様なりの解決策をご提示いただけませんでしょうか。

    • 毎度ご質問ありがとうございます。

      ★ブライツの継続利用について
      やっぱり第一はコストですね。
      アテッサはネット実勢価格で8万円弱しますので、やはり価格差は無視できませんでした。

      ★ブライツの素材
      はい、バンドからケースまでチタンというご理解であっております。
      クオーツ時計では5万円クラスは比較的高額なモデルになるので、逆にチタンの方のラインナップが充実しているように感じます。

      ★キーボードについて
      先月Macを買い替えるまで7年近く同じMacを使い続けていましたが、カバー無しで運用して故障したり、汚れが気になるようなことはありませんでした。
      キーの裏に汚れは溜まっているのでしょうが、打鍵感の劣化も特に感じません。
      リスクを許容してカバー無しで運用するのが一番良いのではないかと思います←
      最悪キートップを外して清掃することもできますし、別途キーボードとスタンドを購入して本体のキーボードは使わないという選択肢もございます。

  2. お忙しいところご記載ありがとうございました。
    特にクォーツとはいえ、5万円でフルチタン製というのは驚愕しました。

    加えてお手数ですが、追加で下記ご質問させてください。

    ★現在試しにキーボードカバーを外して打鍵したところ、打鍵感が最高であり
     カバーを再度装着したくなくなってしまいました。
     ただし、手の皮脂が付着するのが嫌です。この点はぼくや様のMacbookですといかがでしたか。
     (私のiPad用Magic Keyboardですとすぐに手の脂でテカテカしてしまいます…)
    ★「毎度ご質問ありがとうございます」とのことですが、
     毎度質問していると解明に至った経緯をお聞かせ願えますか。

    • ★私のMacのテカリ具合について
      先ほど旧機体を確認しましたところ、よく見たら若干の使用感のようなものは感じられましたが、テカテカということはありませんでした。
      ただ、ここ数年は外部キーボードを使っていた影響もあると思います。
      よく手洗いすることが最大の予防かと存じます。

      ★毎度ご質問
      私のブログにコメントを残す方はほぼおりませんので、また質問をされる方もおりませんでしたので、毎度質問をしていると判断いたしました。
      コメントいただけるのは大変ありがたいですので、今後も質問事項が出てきましたらぜひご質問ください。

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