日本時間の本日未明、ロジャー・フェデラーのラストマッチ、引退試合が行われるということで朝4時起きで観戦しました。
前にも言った通りテニスの試合はまともに見たことがないのですが、ちょうど休みの日だし、WOWOWでオンライン配信がされるということでこのためだけにWOWOWに登録して見ることにしましたw
レーバーカップの初日ナイトセッション最終試合で、予定だと日本時間午前4時半頃の試合開始ということで、4時起きの予定でアラームセット。
4時に一旦起き、Googleの速報を見たらまだマレーvsデミノー戦が終わっておらず、二度寝しようかなと思ったものの、とりあえず4時半からマレーvsデミノー戦を観戦。
しかしまあ、これがタイブレークまでもつれ、なんと6時までかかるという接戦っぷり。4時起きじゃなくて6時起きで良かったじゃねぇか!と思いましたw
レーバーカップは1-1のセットオールになると第3セットはせずにマッチタイブレークとなるのでまだ良かったですね。これが第3セットまでやってたら7時までかかっていたでしょうw
この試合はデミノーの勝利でした。
そして6時過ぎからフェデラーのラストマッチとなる、フェデラー&ナダル組vsソック&ティアフォー組のダブルス。
こちらもタイブレークまでもつれる良い感じの接戦となり、マッチタイブレークも一進一退の攻防と競ったのですが、最終的にはソック・ティアフォー組が勝利。
9-8のマッチポイントでフェデラーのサーブが来た時は、ここで決めるか!?と期待したのですが、神様は非情なものでそこで決めきれず。
素人目に見てもあんまりフェデラーの動きは良くはないなと感じました。ナダルに比べて全然動けていなかった。これなら引退もやむなしか…。
途中、WOWOWの中継が途切れた時は肝を冷やしましたw
第2セットのタイブレーク中に切れて、その間にセットが終わるという大失態。幸い、1-1となりマッチタイブレークとなったので試合は終わらなかったんですが、もしそこで試合が終わっていたらマジで大失態でしたね。
最後には引退セレモニー。フェデラーは号泣、最強のライバルだったナダルも号泣。
私も超にわかながら感涙でした←
これでテニス界の生ける伝説、ロジャー・フェデラーも現役引退。最後の試合、勝てなかったのは残念でしたが、真剣勝負だったということでしょう。私としてもライブで引退試合が見れて良かったです。
BIG4では、なんだかんだフェデラーが一番好きかなって思います。
ナダルはクレーが突出しすぎ、ジョコビッチはヒール的な扱いをされることもあったり、マレーは人間すぎ(だから良いというのもある)で、フェデラーが一番すんなり好きになれます。GSの成績もバランスがいいし(全仏以外w)
しかし、BIG4ということで一括りにされがちですが、フェデラー1981年生まれの41歳に対して、ナダル1986年生まれの36歳、ジョコビッチとマレーは1987年生まれの35歳と、5〜6歳離れており、実はスポーツで言えば世代が1つ違うほどの年の差があるんですよね。
正直、2010年代の成績はナダル、ジョコビッチの後塵を拝していますが、いくらフェデラーが50年に一度の天才だとしても、5〜6歳下に自分と同じ50年に1度の天才が2人も現れれば、肉体的に全盛期を迎えるその2人に30代のフェデラーが押されるのは、ある意味では当然のことでしょう。
そこでも30代フェデラーが圧倒していれば、論ずるまでもなくGOAT論争は決着してしまうわけです。これがあるから、GOAT論争は永遠に終止符が打たれないんですよね。
だからこそ、2019年のウィンブルドンは本当に惜しかった…。
あの時はNHKの中継で序盤だけ見て、「フェデラー選手、有利です」という解説の言葉を聞いてから床に就き、フェデラー優勝を信じて朝起きてみるとジョコビッチ優勝。しかも、フルセットタイブレークまでもつれ、40-15でダブル・チャンピオンシップポイントを握った上での敗北と知り、もうテニスなんて追っかけるのやめてやる!って思ったものでした←
38歳で絶対王者ジョコビッチとそこまで競っただけでもすごいのですが、結果的にここで勝っていればフェデラーの伝説はウィンブルドンに始まりウィンブルドンに終わるという形になり、2022年になってもジョコビッチとのWB成績も9勝-6勝と差をつけることができたので、本当に惜しい。
GS優勝回数はフェデラー20回に対し、ナダル22回、ジョコビッチ21回と既に抜かれています。2人とも、特にジョコビッチは全サーフェスを通じてまだまだ活躍しそうなので、この2人が今後もGS優勝を重ねるとなるとGOAT論争も、BIG3間ではなく、ナダル―ジョコビッチ間の論争になったりするのかなぁと思うと、寂しくなります。
特に、ウィンブルドンの成績がフェデラー8勝(最多)に対し、ジョコビッチ7勝とすぐそこまで迫っています。若手に芝コートを得意とする選手もいないし今やWBがジョコビッチの庭と化しつつあるので、WB成績までジョコビッチに抜かれるとなると、これはもう世界中のフェデラーファンが発狂するでしょう←
とりあえず、私はまだ少し、少なくともBIG4全員が引退するまでは、テニスを追っかけ続けようかなと思います。。
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