どうあがいても消えゆく個人サイトの残滓

昨日の月曜日(9/12)、このサイトで使っているレンタルサーバーのXREAで新サーバー移行メンテンナスが行われました。スペック増強やPerlなどのバージョンアップを含む、大規模アップグレードです。

しかし、不具合が起こり、うちのサイトが復旧したのは今日になりました。。

メンテ完了後にサイトを確認するとメンテ中の表示のまま。どうやら新サーバー移行でIPアドレスが変わった影響で、独自ドメインの設定を更新する必要があると分かり、設定をし直すも今度はSSLのエラーが出て表示できず。

エラーの内容でググってみるとサーバーソフトウェアであるApacheの設定云々という情報が出てくるし、XREAのコントロールパネルはログインしようとしたら500エラー、もう1つの旧コンパネはHTTPSだと同じSSLエラーで表示不可、HTTPなら大丈夫で、どうもサーバー側の問題っぽい予感。

ドメイン設定とかの対処に取りかかれたのは夕方会社から帰宅後だったので、SSLの問題が分かった頃にはサポートは対応時間外。とりあえずお問い合わせメールだけ飛ばして復旧を待っていたのですが、今日の夕方になりようやく問題を修正したとの返信が。確認したらちゃんと表示できて、コンパネのログインもできるようになっていました。お昼にサイトを確認したときはまだ復旧していませんでしたから、午後に復旧したのでしょう。

その間XREAからのアナウンスは一切なく、丸1日以上ダウンしていたのですから、正直お粗末と言わざるを得ないですね。

もっとも、個人サイト全盛の頃からあったレンタルサーバーは次々に終了し、今や絶滅危惧種ですから、サービスが存続しているだけでも感謝すべきかもしれません。

新サーバー移行後はどうかと言うと、うちで動かしているMovable Typeは動作が速くなりました。MTの管理画面とかの動作は結構重めに感じていたのですが、結構キビキビ動くようなったように感じます。重いのが結構不満だったので、これは嬉しいですね。なおMTは静的CMSなので、通常のページの表示はメンテ前後で変わりないと思います。

Perlのバージョンアップの影響を心配していたアクセスカウンタは影響なし。この前設置したばかりなのに、もう動くなっては困りますからねw

サーバー増強は嬉しいものの、ソフトウェアの仕様変更(バージョンアップ)は古いプログラムが動かなる可能性を孕んでおり、今回の仕様変更で動かくなったCGIもあるようです。

なんというか、個人サイトの残滓はどうあがいても消えていってしまう運命なのかな、と思って寂しくなります。

レンタルサーバー自体がサービス終了してサイトそのものが消滅する昨今ですが、掲示板とかのレンタルCGIもサービス終了で消え、自分で設置したCGIはサーバーの仕様変更で動かなくなると。掲示板とか、個人サイトで使われるような昔からあるCGIは開発がとっくの昔に終わっていたり(というかサイト自体が消えて開発者も消息不明だったり)するものも多いので、ずっと動き続けるというのは中々困難な状況にあります。

掲示板、チャット、ゲストブック、Web日記・・・個人サイトを彩ったCGIは、サイト以上に存続が厳しいですね。

私がXREAを使い始めたのは2004年からなので、もう18年になります。XREA自体は2001年サービス開始ですので、21年。

先述の通り、レンタルサーバー自体が終了する時代なので、これだけ長くサービスが続いているのはそれだけでありがたいことですね。しかも今回のように増強も行われより快適になったりするわけで、素晴らしい。

ちなみに、XREAの大幅増強は2012年2017年、そして今回の2022年と、5年周期での実施になっています。となると、次は2027年でしょうか?2027年が楽しみですね←

というわけで、より快適にMovable Typeが動くようになったことだし、更新もがんばっていきたいですね。。。

▼以下、TwitterでのCGI動作不良報告や、解決法のツイートのまとめ

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