劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のテレビ放送を観た

昨日、9月25日(土)の夜にフジテレビでついに、日本映画史上最大のヒットを飛ばした劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が放送されましたね!

結局、私は一大旋風が起こっていた上映中に映画館で観ることがなかったので、今回のテレビ放送が初視聴でした。

社会現象と言えるレベルで流行った鬼滅の刃ですが、元来漫画やアニメにはあまり興味がないタイプなのでしばらくブームとは距離があるところに居たところ、去年の冬に地元テレビ局で週末昼に一挙放送があったので、それを見てようやく追いついた感じでした。まあ、それでも途中で放送に気付いたので、沼鬼戦の途中からしか見ていないんですが←

一応、テレビシリーズを履修し、映画の無限列車編を観る準備はできていたんですが、結局観に行かなかったんですよねー。配信に来たら見よう!と思っていたものの、ソフト版が発売されても一向に配信には降りてこずで、先にテレビ放送ということで楽しみにしていました。

!以下、無限列車編の重大なネタバレを含みます!

さすが日本映画史上No.1ヒットだけあって、結構面白かったですね。テンポもいいし、分かりやすい。
ただ、あそこまでブームになると完全に情報を遮断するのは難しく、煉獄さんが死ぬのを既にネタバレで知ってしまっていたのが心残り。

でも、最終的に相討ちかな?と思いっていたので、まさか猗窩座が生き残るとは意外でしたね。煉獄さんの死は何やったんや・・・。煉獄さんの最期も、途中まで意外と泣けないな〜って感じでした。そもそも、実質的に物語に絡んできたのが無限列車編が初で、かつ終盤の猗窩座との戦いまで大した活躍も無かったので、そこまで感情移入できるキャラじゃないんですよね、実は。まあ、最後の最後に煉獄さんの母親が登場して、炭治郎たちが号泣するところではぴえん状態になりましたが←

そういえばテレビ放送で映画を見るのって大分久しぶりでした。年間休日が法定下限ラインの弊社、土曜出勤がままあって花金じゃないときに金曜ロードショーとかあんまり見る気にならないので、全然見なくなりましたね。小学生の頃は「金曜ロードショーオタクが!」って言われるぐらい、よく見ていたんですが。。なんか、テレビの映画ってて、そのままテレビ付けっぱなしにしとくと次の番組が始まって余韻もクソもなくなるけど、かといって興奮ですぐ寝にくいって感じで後始末が大変ですよね。まあ、すぐ寝るんですが←

にしてもまぁ、怒涛のCMラッシュはすごかったですね。多少CMが多いのは理解できるんですが、まだ数分しか経ってなくね!?ってタイミングで1分〜2分のCMが挟まるので実際以上に体感で多めに感じてしまいますね。Twitter情報によるとCM明けからCMに入るまで4分切るところもあったようですw
まあ、一通り見ると終盤の猗窩座との戦いをできるだけCMカットを入れずに流すため前半にCM集中投下したのか〜という感じではありましたが、他の土曜プレミアムの放送と比べてCM量自体はどうだったんでしょうかねぇ。視聴率が見込める!ということで特別今回が増えていたのか、それとも普段からCM量自体はあんな感じなのか…。

ツイッタラーの「各駅停車じゃん」「無賃乗車だからしょうがない」というのは名言だとは思いますw

しかしまあ、面白かったのは面白かったんですが、結局「途中で始まって途中で終わる」物語なので、こういう映画が圧倒的No.1ってモヤモヤするな〜〜って感じではあります。

見終わっても、ブームが起こっていた頃に抱いていた気持ちとあまり変わらないですね。いや、面白いは面白いんですよ、でも単体の「映画」として見たらどうなんだろうな〜っていう。

名探偵コナンとかドラえもんとかは映画用の一話完結のシナリオが用意されるわけなので、単体の映画としての最低限の体裁が整っていると思いますが、今回の無限列車編って完全に途中モノですからね。しかもコナンは最初になんで新一がコナンになったのかを毎回冒頭に説明して最低限のフォローはしてるしw

鬼滅は未履修組へのフォローもなく、完全に途中モノ。まあフォローのためとあらすじや解説が入りまくるのも完全に蛇足だとは思いますが…。

映画館に観に行かなかったのも、「アニメ映画」ではなく「映画版アニメ」だから「わざわざ映画館で見なくてもよくね?」という気持ちがあったせい、というのも無くはないです。。

でもまあ、12月からは続きの遊郭編も放送されるし、最終的にアニメで完結までやるのは確実でしょうから、それは楽しみですね。原作が完結している点で安心感はあるものの、ここまでヒットすると蛇足なアニオリ改変とか万人向けにするための表現変更とかされないか不安ですが、遊郭編は基本原作通りとのことで、テレビ版無限列車編も最初にアニオリが1話入るぐらいなので、そこらへんは結構大丈夫かも?

まあ、面白い作品であることは間違いないので、テレビ版で完結まで見れるのが楽しみです。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました